ひょっとしたら、ひょっとする

にわかおたくの戯言です

目標は月に三冊で候

今年に入って図書館通いを再開している。重度のスマホ依存から脱却するためだ。 恐ろしいことに、私は隙あらばスマホに触れている。片手で操作できるこの端末で見るのはもっぱらYouTubeとX(と書いてはいるが本当はTwitterと書きたい)。 そんな数分の間に目…

半年ぶりに本を読んだ話

drdrygc1930.hatenablog.com この続きになる。 『HHhH プラハ、1942年』(ローラン・ビネ著・高橋啓訳/創元文芸文庫)を読み終えた。 第二次世界大戦下のナチス・ドイツ。親衛隊の高官であるラインハルト・ハイドリヒは占領下チェコの統治を任される立場にあ…

いざ行かん、日本シリーズ

いよいよ今週末からプロ野球日本シリーズが始まる。 セ・リーグは阪神タイガース、そしてパ・リーグはオリックス・バファローズと、ともにリーグ一位でシーズンを終えたチームが日本一をかけて戦うこのシリーズは、「関西ダービー」だとか、「阪神なんば線シ…

リハビリしよう、そうしよう

絶賛本が読めないでいる。 誇張ではなく本当に春先から今の今にかけて、まともに本が読めない時期が続いているのだ。 何回か「本腰入れて読むぞ!」と自宅にある本を適当に取ってはみるものの、どれも完走出来たためしがない。途中で諦めてしまうのだ。何故か…

あの日あの時御堂筋

2022年11月3日、夕方、日が傾きつつある中で私と母は御堂筋にいた。オリックスの優勝パレードを見るためだ。 シーズン最終盤、クライマックスシリーズ、そして日本シリーズと私のメンタルと胃をこれでもかと痛めつけたオリックス・バファローズは奇跡の逆転…

アイドル氏と読書の秋

密かに推しているアイドル氏がいる。沼落ちしてから、こっそりひっそりと応援するようになって一年弱、彼の存在は今の私の精神に多大なる影響を与えている。 そんなアイドル氏が表紙を飾ったファッション誌を手元に迎えた。うん、やっぱり表紙から素敵だ。う…

過激派オタク、憤死

映画「峠 最後のサムライ」を鑑賞した。 司馬遼太郎原作の本作は、幕末期を生きた越後長岡藩家老・河井継之助を主人公にした作品だ。高校生の頃に父に勧められて原作小説を読んでから、そこから主人公河井継之助が大好きになった。移り変わりの激しい私の推…

原点の話

新年明けていました。おめでとうございます。いよいよ映画「峠」の具体的な公開日を教えてもらえないまま、2022年がスタートした。 一週間に一度は映画「峠」の公式サイトにアクセスしては、その度に公開日が更新されていないことに落胆しページを閉じるとい…

溢れる本棚、父への信仰心

本棚の整理をした。 前々から、買ったはいいが「後で読もう」という気持ちが勝って、読まずに積読化された本たちによって圧迫されつつあった本棚は、いよいよ新しく買った本を入れるスペースがなくなった。買った当初は「たくさん本や漫画を入れることができ…

継サの話②

前回までのお話!死にたい願望MAXだった私は推し・河井継之助を主人公に描いたバイブル「峠」の映画公開が再再延期されたことで、逆に生きねばならぬと並々ならぬ決意を新たにしたのであった。 時系列としては「峠」再再延期事件(と呼んでいる)よりも少し…

継サの話①

映画「峠」が2022年公開と延期が決まった。 本来であれば2020年9月公開だったものが今年の6月18日、7月1日と公開が延ばされていたので、正しくは延期ではなく再再延期だ。 「峠」は司馬遼太郎の長編小説の一つを映像化した作品だ。長岡藩家老・河井継之助(…

穏やかなお顔が好みです

幣原喜重郎の「外交五十年」(中公文庫)を借りることができた。ヤッターーー!!戦前は外務大臣など要職に就き、戦後は総理大臣として活躍した幣原喜重郎による回顧録だ。 「男子の本懐」(城山三郎/新潮文庫)を読んで以来、浜口雄幸(と井上準之助)に落…

高校野球と私、そして憧れの君

夏の全国高校野球選手権大会がはじまり、いよいよ明日には決勝戦が控えている。 優勝候補筆頭の強豪校に、秋田の公立校が挑む。 この構図だけでもワクワクが止まらない。 仕事もあり、毎試合すべてを見ることは出来ないが、速報やTwitterを通してほぼほぼ網…

徒然なるままに

W杯ロシア大会の決勝リーグが幕を開けた。サッカーのルールなど、何ひとつ、それこそ「オフサイドとはなんぞや」というレベルで分かっていないが、年を重ねるごとにスポーツを観戦することに楽しみを覚えつつあること、そして各国のイケメン選手を見たいがた…